独鈷山 コースマップ      独鈷山 HomePage→

コース解説
 頂上まで100分の登山口道標脇を滝ノ沢川の瀬音を聞きながら、緩やかな坂路を登っていくと不動滝に
出会う。ここで左屈曲となり、帰望峰尾根の西山腹を歩くようになるが、相変わらず緩やかな道が続く。岩
間からの湧水地があるが沢の源頭だろう。ほどなく左側からの涸れ沢と出会うと石神様祠が祀ってある草原
の広地に着く。春はこの辺り一面福寿草が群生し、金色の花で埋め尽くされる。ここからいよいよ急登の尾
根道に取り付く。枯葉と小石混じりの道は滑り易く、手掛かりの潅木も枯れているものがあるので注意が必
要だ。更に斜度が増し、岩ゴロが現れ始めるとほどなく山頂まで延びる稜線に出会うので、ここで休憩を摂
ろう。
 登山道は尾根下の平坦道を巻きながら行くが、山頂まで30分の道標を過ぎた辺りから、潅木林のヤセ尾
根となり、ほどなく巨岩のだるま岩直下に出る。ロープが張ってある急登だが恐い場所はほとんどない。狭
いだるま岩の頭に立つと北と東方向の眺めが素晴らしいが、足元は深い谷に切れ落ちているので多人数で立
つのは危険だ。だるま岩から岩稜の尾根を過ぎ、しばらく行くと山頂直下の三叉路合流地となり、道標を左
折すると一息で独鈷山々頂に辿り着く。

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