夫神岳 月波の泉コースマップ      夫神岳 HomePage→

月波の泉コース
■アクセス
上田から青木村に向う国道143号線沿い右に青木村役場がある。そこから少し行った先の沓掛温泉の大き
な案内板を左折し、直ぐ左手のマルベリーオートキャンプ場入口の看板を左折する。キャンプ場までは夫神
集落を経て、道なりに10分程の距離だ。シーズンオフならキャンプ場付近広地が駐車地となるがそのまま林
道を500m程進むとカーブ脇の広地も数台駐車でき、ここが登山口となる。

■駐車地:登山口付近の路肩に数台、オフシーズンならキャンプ場駐車地
■トイレ:シーズン中ならキャンプ場、オフならば143号線途中の大法寺入口駐車場トイレ
■水 場:月波ノ泉(つくばのいずみ)の湧き水

■コース解説
 キャンプ場の広地に駐車してから、キャンプ場を右に巻きながら杉植林地の間を行く。下草が生える広い
砂利道は歩き易く、枝道がある場所には夫神岳山頂と標示された道標が設置されているので迷うことはない。
緩やかなターンを幾つか繰り返すと、車留めの標示板がある広地に辿るが、四駆の軽自動車ならここまで進
入出来るようだ。広地から右に屈曲し、車は入れなくなったとは言え、歩くにはまだ広すぎる。左に大きく
ターンをすると、ほどなく「くらおかみ大明神」石祠がある小高い丘と名水が湧き出る「月波の泉」に辿り着
く。周辺にはイチヤクソウが群生しており休憩するにも良い場所だ。
 広い道もここまでで、ここから先は夫神岳の西山腹を緩やかに巻きながら行く狭い登山道になる。潅木が
林立するものの、右側は急傾斜の谷になっているので、なるべく山側を歩こう。緩やかな登りも谷側に赤松
林が現れると平坦道に変わり、ほどなく山頂まで600mの道標に辿る。今までの穏やかな道が一変し、胸
突き坂が山頂まで続く取っ付き地点だ。ジグザグを繰り返す急登は、今までのペースだと息も上がり、急坂
のほぼ中間でもある八合目(山頂まで300m)付近で立ち休みしても良いだろう。山頂まで百メートルの道
標を過ぎた辺りから潅木林下にオサシダが群生する草地となり、ほどなく芝生が広がる山頂に辿り着く。

長野県山岳ガイド・ホームページ