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大門コース
 国道152号線沿いの仏岩温泉入口付近にある登山口には道標と宝篋印塔の説明板が立っている。草地に
つけられた登山道は歩き易く潅木林に覆われているため結構涼しい。大門川に流れ込む小さな沢を渡り、右
下に見え隠れしていた国道が遠のく頃、勾配は増し木段の登山道に変わる。登山道脇に大きな岩塊があちこ
ちに現れ始めると、ほどなく休憩地への分岐となる。山頂までのほぼ中間地で50m先に東屋があるが展望
はまったく無い。一旦分岐道標まで戻り山頂に向うと、左前方に奇岩ダルマ岩が見えてくる。この辺りから
登山道はガレ道になり最初の梯子を登り切ると岩稜線に出る。ここで道は二手に別れ、右方の踏み跡に入る
と岩峰直下で行き止まるので山頂へは左方の道を選ぶ。50mほど行くと岩の隙間を攀じ登る鎖場があり、
ほどなく仏岩の祠が見える岩上広地に辿り着く。
 山頂祠までは30mもないが、岩峰を繋ぐように架けられた3ヶ所の梯子が見える。2番目の梯子までは
難なく登りきれるが、岩間の底まで見える最後の梯子は垂直に架けられ結構スリルが味わえられる。3m四
方の岩頂には檻に囲まれた宝篋印塔祠が奉られている。南東方面には蓼科山が、南西には霧ヶ峰高原が展望
出来るが、4人も立てば身動き出来ない狭い岩上は動き廻ることが出来ない。

■駐車地:○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
■トイレ:○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

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