苗場山 小赤沢コースマップ      苗場山 HomePage→

小赤沢コース解説
 登山口から暫く根出しの急登と丸太畳の道を行く。水場のある四合目、五合目と道標を数えながら
六合目に辿り着く。坪場までの中間なので小休止しても良いだろう。六合目を過ぎた辺りから急登が
始まる。鎖のあるガレ場を幾つか越し、胸突き八丁と呼ばれる急坂と長い鎖場を登りきると、前方が
突然開ける九合目の坪場に飛び出る。広い湿原に点在する池糖と風に揺れるワタスゲ、草原の彼方に
見える志賀高原の山々に今までの疲れも忘れることだろう。
 しばし休憩後、湿原に架けられた木道を先に向う。木道の中ほどで後方を振り返ると、鳥甲山が荒
々しい稜線を見せてくれる撮影ポイント。ほどなく木道が途切れ針葉樹林帯に入る。樹林帯の中は岩
ゴロ地で滑り易い。
 針葉樹林帯を抜けると再び湿原と池塘の風景に出会える。しばらくそんな景色を見ながら木道を歩
く。途中、苗場神社分岐があるので時間に余裕があったら立ち寄っても良いだろう。
 山頂に向かって延びる木道の先に村営ヒュッテの屋根が見えてくると一息で一等三角点の苗場山々
頂に辿りつく。

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