富士塚山 錦織神社コースマップ      富士塚山 HomePage→

錦織神社コース
 国道19号「田沢北」信号から県道143号に入り旧四賀村に向う。刈谷原トンネルを抜け、最初の信号を
右折して保福寺川沿いに直進。右手の福寿草群生地を通り過ぎるとほどなく保福寺川を渡り、小瀬バス停を
見たら左折して小瀬集落に入る。突き当たりT字路にある双体道祖神脇を左折した先に錦織神社参道がある。

■駐車地:錦織神社参道入口の広地に3台ほど
■トイレ:錦織神社里宮本殿の境内に簡易トイレ

 参道入口の鳥居を潜ると、勾配がきついコンクリート舗装の参道が130mほど続く。登りきったところ
が錦織(にしごり)神社里宮の本殿で境内には浅間社、八幡社、秋葉社の三社が合祀されている。本殿左側か
ら登山道に取り付くが、この辺りが傾斜が一番きついように思える。しかしそれも束の間、砂礫が敷き詰め
られた赤松林の尾根に出る。尾根筋は直線だが緩やかに延びているので至って歩き易い。赤松林両沿いは茸
山になっているので登山道からはみ出さない事を心がけよう。盆栽にしてもよさそうな枝ぶりの良い老松を
見たら、ほどなくコース中間辺りで幟立てと思われる石柱が二基立っており、小休止しても良いだろう。
 石柱の30mほど先で砂礫の尾根歩きは終わり、左屈曲地点となる。登山道は富士塚山南斜面をトラバー
ス気味に巻きながら西端の尾根まで辿り、短い急登を越すと林道に出会う。広い草地の林道をしばらく行く
と左側に北アルプス南部の山々が樹間から見える。平坦道のまま富士塚桜公園の広場に辿り着く。広場周囲
には植樹された桜が並び、一段上がった場所に公園建立の立派な石碑もある。ここからの眺望も良いが山頂
とは目と鼻の先、桜並木の登山道を先に向おう。
 10分ほどで富士塚山山頂に達する。地図にも記されていない山だが南方に向って建つ錦織神社奥宮の真
新しい石祠と鳥居がこの山の威厳を保っているかのようだ。また山頂北端には北山麓にある穴沢集落の木祠
と防災無線のアンテナ施設棟もある。
 山頂から北アルプスの眺めが素晴らしいが、特に西正面に形良く聳えている常念岳が一番だろう。下山は
別ルートもないので往路をのんびり下ろう。

長野県山岳ガイド・ホームページ