岩菅山 聖平コースマップ      岩菅山 HomePage→

聖平コース
 上信越自動車道・中野IC出口信号を直進、志賀中野トンネルを抜け、国道292号線を志賀高原に向う。
蓮池の二股分岐を左方に入り、秋山郷方面に向う。発哺温泉分岐を通過するとほどなく一の瀬エリア内に入
る。旅館街が終るとY字路。直進は奥志賀、秋山郷方面、聖平登山口へは右方山側の道を進む。1800m
ほどで聖平登山口。に着く。
 登山口から木段状のゆるやかな坂道を登りきると、小三郎小屋跡分岐道標が立つ上条用水堰に突き当たる。
道標を左折し、用水堰沿いの平坦道を進む。武右ヱ門沢を通過するとほどなく最初の休憩地アライタ沢に着
く。水飛沫を上げてグリーン・タフ岩の上を滑り流れる渓流は真夏でも涼しく、最後の水場。
 アライタ沢からは展望の利かない潅木樹林帯の階段急登が始まる。登りきると、陽の当たらないぬかるみ
地の針葉樹林帯に入る。ゆるやかに右に回りこみ、樹林が疎らになった明るい尾根上に出るとほどなく岩菅
山々頂までの中間地点に辿り着く。ここから左前方に岩菅山が姿を現す。南方に目を向けると、谷越しに東
館山から寺子屋山のゆるやかな稜線も展望出来る。ここから主稜線の鞍部ノッキリまで一時間とかからない。
 しばらく穏やかな登山道が続き、尾根筋北斜面をトラバース気味に回りこむと、寺子屋山からのコース合
流地ノッキリに辿り着く。ノッキリから山頂までは、岩ゴロと礫地が続く胸突き八丁の急登が待っているが
登山道脇の岩陰に咲く高山植物を観賞しながらのんびり歩いて行こう。低木樹林を抜けると板状節理の岩が
堆積する岩菅山々頂に到達する。

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