大林山 旧県道・八頭尾根コースマップ      大林山 HomePage→

旧県道・八頭尾根コースマップ解説
廃道となった旧県道55号沿い37号カーブにある登山口へは麻績インター戸倉線の坂上トンネル前
の駐車地から踏み跡程度の斜面を70mほど登り、ガードレールを跨いで旧道に出る。右方37号カ
ーブ間近の樹幹に登山口道標が掲げてあり、そこから山中に入る。赤松林のジグザグ道だが歩き易い。
ゴーロ地を右斜面に見る辺りで赤松林も疎らになり、ほどなく八頭尾根稜線に出会う。右方は八頭山
山頂で往復15分ほどなので時間に余裕があったら往復しても良いだろう。
八頭尾根合流地から緩やかなアップダウンを二回繰り返すと、電波反射板コースと合流する。ここか
ら大林山北腹を巻きながら保安林標柱が立つ南稜線取り付きまで辿る。ヒノキ林の急坂も一息で13
00mの小ピーク、一旦稜線鞍部に下り登り返すと明るい潅木林の稜線歩きとなる。前方に二本松が
見え、大林山山頂に辿り着く。伐採された山頂はまさしく大パノラマ、しばしこの展望を堪能しよう。
下山は往路を戻るのが一番安全だが、周遊コースをとりたい場合、東に延びる岩井堂尾根を下る。途
中、右折"杉大門"の古い道標が立っているが、右折せず尾根を直進する。トラロープ設置の急傾斜地
を通過すると九竜山山頂に着く。道標には1168mと記されている。さらに反射板まで700mの
道標を通過すると、ほどなく岩井堂山コースに合流する。駐車地の坂上トンネルへは分岐道標を左折
して八頭尾根コースを50mほど戻る。バリルート分岐からテープを頼りに広い尾根筋を旧県道まで
下る。旧道33号カーブから10分とかからず坂上トンネルに辿り着く。

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