ウリハダカエデ(カエデ科・カエデ属)和名:瓜膚楓

樹皮は緑色で黒い筋が入っている様子がマクワウリに似ているところから瓜肌楓と呼ばれています。カエ
デは通常「楓」と書きますが、万葉集では葉の形がカエルの手に似ているため「蛙手(かえるで)」とか「加
敞流出(かへるで)」で登場していました。高さが5〜12mほどの落葉高木で、本年枝の枝先に穂状の花
序が垂れ下がり、1cm内外の緑色を帯びた淡黄色の5弁花がつきます。葉は径6〜15cmの五角形で3〜
5裂しています。
Date:2005.9.8 Fild:撮影地:撮影地:鏡台山(坂城町)
和平登山口から鏡台山へ向う途中、赤松林に囲まれた直線道を西に屈曲すると黒柏木山までは潅木林の平
坦道になり、その登山道沿いに潅木に雑じってウリハダカエデがたくさん林立しています。3〜5裂した
葉の裏面の脈上に赤褐色の毛があります。
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