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長野県に自生するラン
アツモリソウ 敦盛草
上がく片は卵形で長さ4〜5センチ、側がく片は合着して先が僅かに2裂し下 に向き唇弁は大きな袋になり上部が開口する。花は紅紫色から淡紅色まで変化 が多い。和名は敦盛草で、袋形の唇弁を平敦盛を背負った母衣に例えたもので ある。ほかにこの種の和蘭の仲間として、クマガイソウやキバナアツモリソウ があるが近年乱獲され長野県内の山地ではごく限られた場所にしか生えていな い希少種。

■撮影日:2003.7.3 ■撮影地:北八ヶ岳Mエリア




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Copyright/Photo by M.Iwabuchi信州山学ガイド