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シータテハ(タテハチョウ科)漢名:C立翅
■大きさ:55mm ■飛翔時期:7月〜8月頃 ■幼虫食餌:ハルニレやエノキ他
アフリカの密林に居そうな独特な翅をしており成虫で冬越する。名前はローマ
字「C」の紋が裏翅にあることから。年2回発生し夏型より秋型のほうが翅色が
濃く飛びかたも早い

■撮影日:2005.9.8/AM10:30 ■撮影地:鏡台山(坂城町)

鏡台山山頂は、高木のカラマツや潅木が林立して眺望はあまり良くないが、林
床は草が茂り蝶の溜り場になっている。九月になると夏花がなくなり、唯一ハ
ンゴンソウだけが咲いていたおかげで、5〜6種類の蝶がこの花に群がってい
た。ハンゴンソウの若い茎はフキに似た味と香りがあり食用されている。香り
のある草には蝶もたくさん来るのかも知れない。


■撮影日:2004.9.1/AM9:45  ■撮影地:見晴岳(東御市)

この日シータテハを生まれて初めて見た。今まで蝶に関心がなかったせいもあ
るが、翅にCの紋があるシータテハを見たときは少し興奮した。見晴岳山頂か
ら下山途中、ジャノメチョウの仲間をたくさん見てきたが、下山口間近になっ
てシータテハが一匹だけマツムシソウに留まり吸蜜していた。



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