オサバグサ (ケシ科・多年草)和名:筬葉草 |
本州の北部および中部のごく限られた地域の針葉樹林下に生えています。白色 の4弁の花を鐘のように茎につけて咲き、茎の高さは20cmぐらいで地下にの びる根茎は太くて短いです。葉は尖ったダ円形できれいに揃った羽のように裂 けており、その葉の形がクシの歯のようで、はた織りの筬(オサ)に似ていると ころからこの名があります。秋田県や岐阜県では絶滅危惧種に指定されている 日本の特産種。長野県でもごく一部の山に限られて咲く珍しい花ですが、八ヶ 岳の針葉樹林床には多生しています。 |
![]() |
![]() |
Date:2006.6.17 Fild:夏沢鉱泉 |
高山植物/索引 |