本日の状況:眺望☆☆ 体力度☆☆ 危険度☆ | 大西山・目次 | 長野県の山HOME |
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■所要時間:280分(休憩時間は含みません) |
つり天国登山口→(60分)→1200m休憩地→(60分)→唐松峠→(20分)→前大西ピーク→(15分)→展望地 →(5分)→大西山山頂→(30分)→唐松峠→(50分)→1200m付近→(40分)→下山口 |
イラスト登山コースマップ |
2006.11.18 Impressions 登山口を8時30分出発の予定だったが、全員早めの集合で8時丁度に出発した。 2万5千分の1地図には大河原地籍の小渋橋付近から登山道が記載されているが、ガイドマップ等に は小渋橋からさらに先に上がった"つり天国"(現在休業中)の横からとなっていたためそこまで車を進 めた。駐車場はつり天国の私有地で、民家のおばさんに断り、一台300円の駐車料を傍らにある料 金箱に入れてから出発の準備に入った。駐車地から沢沿いを西に延びる登山道を歩き始めると、前方 に一人の登山者が見えた。登山道だと確信してその道を辿ったのだが、しばらくするとメインの道は 消え、幾つもの枝道が現れ始め、さらに前方にいた登山者の姿も消えてしまった。それでもどこかで 沢を横切り登山道のある尾根に辿るのだろうと思いながら急斜面の枝道を登った。しかし15分ほど 経った辺りで、次第に沢から離れていくことに疑問を感じ、ここで間違いに気づいた。10分ほどで 出発点まで戻ると、そこには見落としていた沢を渡る橋があった。そして当初の計画通りの出発時間 8時30分に本来の登山道で山頂を目指した。 クラブ山行では登山道やその山の状況を下見によって把握しているのだが、今回のように下見をしな かった初めての山では、登山地図は必ず携行しなければ遭難の危険だってあることを改めて思い知ら された。さらに参加者のT吾さんやT橋さん等も読図を勉強してあったため、間違いを早めに確信出 来たのも良かった。机上だけの読図勉強も良いが、現地ではあまり役に立たないものである。実際現 地で地図を見ながら歩くことが最も早く覚えられるし馴れるものである。今回も登山口で参加者全員 に大西山の登山地図を渡し、ポイント毎に地図を見て現在地を確認した。 登山するための携行必需品の中に地図も必ず持参…とあるので多くの登山客は一応地図は携行するよう だ。しかし山頂で広げている地図を見ると、観展望用の5万分1の地図がほとんどである。もちろんこ れもあれば便利だが、やはり国土地理院発行の2万5千分1地図を携行してもらいたい。そして何回も 登って知りつくしている山でも地図を見て読図に馴れることが安全登山の経験にもなり実績にもなる。 ※ところで前記述の"前方を行く登山者"だが、実は狩猟解禁で山に入った猟師だったようだ。登るス ピードは我々登山客の比ではなく、まして登山地図は必要ないだろう。 |