本日の状況:天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆☆ 烏帽子ヶ岳・目次 山岳ガイドHOME
尾根最高峰の池ノ平山(2327m)を目指したが… 春の鳩打峠コース

top
目標地の池ノ平山(左)と最終地となった2200m岩頭(右手前)を烏帽子ヶ岳山頂から展望
登山口〜山頂までのコースガイド写真   登山口駐車地 7:10出発
ph1
1.ヤマザクラ咲く鳩打峠から大島山展望
ph2
2.芽吹き始まるカラマツ林を小八郎岳に向う
ph3
3.小八郎岳登頂後、下りきった分岐 8:05
ph4
4.黙々歩く

休憩ポイント 8:50-8:55 onMouse
ph6
6.刈り払いのササ斜面は歩き難い
ph7
7.この辺りは涼しい風が吹き抜ける
ph8
8.やっと日向沢コース合流地
ph9
9.稜線合流地で小休止 9:13-9:18

一旦鞍部まで下る onMouse登り返し始まる辺りからシャリバテの兆候が
ph11
11.セギナギの窓を通過 9:30
ph12
12.この辺りからお腹が泣き止まない
ph13
13.倒木地の急勾配、屈むと背腹がくっつきそう
ph14
14.もう限界 9:40

一番岩でギブアップ、行動食を頬張る 9:43-9:47  onMouseこの辺りから残雪が現れる
ph16
16.−−−−
ph17
17.−−−−
ph18
18.二番岩を通過 10:08
ph19
19.ここで完全復調、ポパイ状態
ph20
烏帽子岩が見える枯木群に辿り着く。  10:20-10:25
ph21
21.設置トラロープのガレ場
ph22
22.同行者二人とも余裕の表情
ph23
23.この岩塊を巻くと、ほどなく…
ph24
24.烏帽子ヶ岳山頂 10:35-10:47
気持ちは池ノ平山を目指していたが…
ph25
25.稜線は凍結気味の残雪 photo by Suginao
ph26
26.残雪のヘツリ通過は恐怖感煽る
ph27
27.急勾配の雪塊を登りきる photo by Suginao
ph28
28.2200岩頭で行動食&休憩 11:05-11:35
池ノ平山は次回と言うことで下山開始
ph29
下山ルートは前回同様、烏帽子岩岩頭を越えて… 12:15
ph30
30.五メートルほどの岩塊はボルダリングで
ph31
31.烏帽子岩岩頭からの眺望
ph32
32.下降スナップ photo by Suginao
ph33
33.やはり下降のほうが恐い

鳩打峠下山口が見えてきた 14:47   onMouse帰路の車窓から中央アルプス稜線を展望

■所要時間:往路190分/復路150分/全休憩を含む往復計450分
往路■鳩打峠登山口→(40分)→小八郎岳→(70分)→稜線合流地→(60分)→枯木群→(10分)→烏帽子ヶ岳山頂

復路■烏帽子ヶ岳2200岩頭→(80分)→稜線合流分岐地→(40分)→小八郎岳分岐→(30分)→鳩打峠下山口

歩き出してから二時間ほど経ったとき、何か体調がおかしくなってきた。息は切れていないし、脈拍も正常、足だ
って痛くない、なのに目まいがしてきた。お腹がグーグーと鳴き止まない。同行の二人は快調そのもの、そうなの
だ、今日は朝食抜きだった。あまりの空腹におかしくなってきたのだ。不味いッ、このままの状態だと目標地の池
ノ平山はおろか烏帽子ヶ岳までも辿り着かないかも知れない。単独ならここで引き返しているだろう。しかし今日
は体力的にも同レベルの二人が同行している。しかし一歩足を上げるたびに腹面と背中が合体、シャリバテも極限
状態になった。一番岩で泣きの一本、行動食のブドウパンを頬張った。「美味い」
エネルギーが体の隅々まで行き渡るまで多少時間はかかったが、枯立木群手前辺りにくると、全身活力が漲ってき
た。同行の二人も安心してくれただろう。教訓:朝食は必ず摂ること
イラスト登山コースマップ
長野県山岳ガイド・ホーム