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ふたたび山梨の原木が立つ山頂へ… 仙仁コース

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昨年よりたわわに実っていた山梨の実
登山口〜山頂までのコースガイド写真 林道終点ゲート登山口 8:20出発
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1.穏やかな秋空の下、軽やかに
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2.木漏れ陽眩い林道分岐付近
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3.高圧線鉄塔55番標識で小休止 9:02-9:05
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4.落葉の登山道三十一曲りの急登
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五十四番鉄塔が建つ稜線に辿り着くと奇妙山が間近に見える。 9:22-9:25
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6.巡視路分岐を左折して山中に入る
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7.ササ藪が現れ急勾配が始まる
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8.右手に赤松高木が見えたら一息で…
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9.熊窪山山頂に到着 9:40-9:55
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去年実をつけていたヤマナシの樹には葉が茂っているだけ…
登山道沿いの秋色
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クサギ
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クサギの花
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クサギの実
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???教えて下さい
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ヤマモミジ
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ヌルデ

■所要時間:往路80分/復路60分
駐車地ゲート登山口→(40分)→55番標柱屈曲地→(25分)→稜線54番鉄塔→(15分)→熊窪山山頂

熊窪山山頂・往路下山→(30分)→55番標柱→(30分)→ゲート下山口

里山の中でも特にマイナーで、登山道もあまり整備されておらず、これと言った歴史的史跡や眺望が良いわけでも
無いのに再び訪れたのは、この山でしか見ることがなかった日本梨の原種「ヤマナシ」の実が見たかったからです。
山頂に辿り着き、まだ青々と葉が茂っていたヤマナシの樹を見ると枝には何一つなく樹の下にも落ちていません。
「まさか熊や猿が全部食べてしまったのかな…」とがっかりしながら樹の反対側に廻りこんだ時、そこには去年に
も増して梨が鈴なり(トップ写真)に実っていました。ただこれだけを見たくて登った里山ですが、何故か高山や名
山と同様、満足感がありました。観光登山で稜線から眺望を楽しむのも、安全登山で岩壁を攀じ登るのも、いろい
ろな登山スタイルがありますが、全てをやってきた今の私には、やはり未知との遭遇&自然との出遭いの登山が一
番あっているような気がしてなりません。

今回、ミスと言っていいのか解かりませんが、"ライター"を忘れてしまい、山頂でコーヒーを沸かして飲むことが
出来なかったことと、全行程タバコなしの山行になってしまいました。自動チャッカーのバーナーなら良かったの
ですが、携行したのはアナログバーナー。しかしイライラしなかったのは私自身、まだ喫煙初心者だったのかも知
れません。下山後、駐車地に戻り吸った一服は山頂で齧ったヤマナシより美味しかったのは言うまでもありません
イラスト登山コースマップ
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