本日の状況:天候・晴れ 体力度☆☆ 難易度☆☆☆ 鈴蘭峰・目次 山岳ガイドHOME
"すずらん"の名前からして楽に登れると思ったが 見晴峠南尾根直登コース

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鈴蘭小屋前から鈴蘭峰(右から二つ目のピーク)を展望
登山口〜山頂までのコースガイド写真   鈴蘭小屋駐車地 8:30出発
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1.ワサビ沢支流を渡り山中へ… 8:55
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2.この辺りまで夏道を辿る 9:10
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3.右に巻いて尾根筋に向う
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4.樹間から乗鞍岳稜線を展望

急勾配取り付き付近のカラマツ林 onMouse 9:45
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6.針葉樹林帯に入り小休止 10:55-11:00
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7.クラストした樹林帯はトップロープで…
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8.必死の形相で登る
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9.M鍋さん先行でピークを目指す

ピーク直下に辿りつき、ほどなく… onMouse 鈴蘭峰に到達 11:45-11:55
最終目標地、稜線鞍部の見晴峠に向う
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11.針葉樹林帯の稜線を緩やかに下降
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12.見晴峠は強風が吹き荒ぶ
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風の無い穏やかな場所で行動食&休憩 12:18-12:45

鈴蘭峰ピークまで戻り往路を下降 13:15

田植えをしているわけではない onMouse下降中

アイザイレンで慎重に下降 onMouse鈴蘭小屋到着

■所要時間:往路185分/復路135分/全休憩を含む往復計390分
往路■鈴蘭小屋→(20分)→ワサビ沢支流→(80分)→物見岩脇→(25分)→針葉樹林→(40分)→鈴蘭峰山頂→(20分)→見晴峠

復路■見晴峠→(25分)→鈴蘭峰山頂→(40分)→物見岩脇→(50分)→ワサビ沢支流→(20分)→鈴蘭小屋下山口

乗鞍高原鈴蘭から見晴峠を越え白骨温泉に至るルート、厳冬期は急斜面に付けられた夏道は利用出来ず、南尾根を
直登するしかない。標高差500m、無雪期なら普通の低山である。まして"すずらん"と言う優しい名前から簡単
に登れると思った。下見をしておけば、今回のメンバーなら実行しなかったことだろう。尾根筋の平均斜度は30
度くらい、稜線直下の最大斜度は40度近い。しかもクラストした残雪の上に10cmほどの新雪がある。前日の
「期待と不安」、尾根筋に取り着いたとき、未知との期待を反して不安だけが過った。2kmもない短い距離、3
時間30分費やし目標地の鈴蘭峰に無事辿り着いた。「乗鞍岳にすれば良かった…」と思った瞬間である。
いよいよ下山、パンダさん以外の女性3名を転倒&スリップに備えアンザイレンで繋ぎ急斜面の下降開始、緩斜面
地点に無事辿り着いた。途中振り返り、ロープに繋がれていない後続の3名を撮影したスナップ写真(No15)、田植
えをしているかのように滑稽に見えたが、私自身、今回一番手に汗を握った時である。
イラスト登山コースマップ
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