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アズマシャクナゲ(ツツジ科・ツツジ属)和名:東石楠花

信州でシャクナゲと言えば本種を指し、北アルプスに生えるものはハクサンをつけて呼んでいる。和名を東石楠
花と書くように関東周辺の低山に多く群生し、関東地方でも本種を単にシャクナゲと言う。シャクナゲ類とツツ
ジ類は同属の仲間だが、便宜上落葉性のものをツツジ類、常緑性のものをシャクナゲ類としている。大型の美し
いピンクの花を咲かせるが葉は有毒。

撮影地:鍬ノ峰(大町市)

撮影日:2005.11.26

登山口から始まる急登の登山
道沿いと南峰ピークから主峰
に至る稜線上に群生している
花芽。葉の新芽より丸く膨ら
んでいる。

撮影地:赤石山(志賀高原)
山頂付近の稜線に群生

撮影日:2005.6.14

標高によって差はあるが、開
花は5月〜6月、枝先に4〜
5cmの花を5〜12個ほどつ
ける。紅紫色の花冠は漏斗状
鐘形で5中裂し、内側上部に
は濃色の斑点がある。

撮影地:神明山(大町市)

撮影日:2005.5.17

山麓から山頂にかけ登山道沿
いに群生して咲いていた。開
花時期に麓の神明原から山を
望むと山肌がピンクに染まっ
て見える。

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