山野草/目次
ザゼンソウ (サトイモ科・多年草)和名:座禅草
山中の湿地に生え、同じ仲間にミズバショウがあり、時にはミズバショウと同
様群生することもあります。春に葉と肉穂状花序が同時に出てきますが、葉が
まだ縦に巻いているうちに花序が伸びてきます。肉質で紫褐色の卵円形の仏炎
苞の中の肉穂状花序が、座禅を組む僧の姿に例えて座禅草と呼ばれています。
悪臭があり北アメリカではスカンクの花と言われていますが、残雪が融け始め
る頃、滑稽な姿に人気があります。

Date:2006.4.22 Fild:居谷里湿原(大町市)

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