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ミスジチョウ(タテハチョウ科)漢名:三筋蝶
■大きさ:55〜70mm ■飛翔時期:6月〜8月 ■幼虫食餌:モミジ他
和名は三本の筋のある蝶から由来します。北海道から九州の平
地から山地まで広く分布して、渓流沿いの道端でよく見られま
す。幼虫で越冬し、6月から7月の年一回発生します。
ミスジチョウの仲間は全部で6種類いますが、もともと北方系
の蝶で、近年温暖化の影響をうけ減少が著しいようです。近い
将来、レッドデータブックに記されるかもしれません。

■撮影日:2008.7.24 ■撮影地:鹿島源流(大町市)



鹿島源流からの下山途中、カエデなどの広葉樹林帯の林道で空
中を叩くようにまた泳ぐように飛んでいました。速度もあまり
速くないので目で追いかけることが出来、カエデの葉に止まっ
た時、撮ることが出来ました。英名をセイラー(水兵さん)と言
うようですが、なんとなく解かる気がします。

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