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霧ヶ峰と同様、美ヶ原もガスの発生率が高い 牛伏山コース

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谷間からガスが湧き上がる稜線に咲くリンドウ(背景の稜線は茶臼山)
登山口〜山頂までのコースガイド写真
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1.山本小屋ふるさと館前の牛伏山登山口
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2.マツムシソウ咲く散策道
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3.牛伏山(左)分岐道標
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4.道標を右折して物見石山にむかう
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車道(ビーナスライン)を横切り草原に入ると、朽ちかけた道標が立つ。
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6.ほどなく石コロ裸地が現れる
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7.標高点1977m小ピーク
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8.眺望の良い(筈の)稜線歩き
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9.前方間近に物見石山山頂が見えてきた
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稜線上の最高地点(1992m)と思われる小ピークに咲くヤマハハコ

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野々入川の谷間から上がってきたガスが物見石山にも向ってきた
草原でガスに巻かれたら、方位計と頭内磁石を信じて慎重に行動…
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12.あわてず下山口方向に向かう
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13.朽ちた道標地点までくれば安心

■所要時間:往路50分/復路40分/全休憩を含む往復計000分
往路■山本小屋ふるさと館登山口→(15分)→牛伏山山頂→(15分)→朽ちた道標→(20分)→1992m小ピーク

復路■1992m小ピーク→(30分)→牛伏山山頂→(10分)→山本小屋ふるさと館下山口

標高差50mの山歩きは、登ると言うより、A地点(登山口)からC地点(1992mピーク)に移動すると言ったほ
うが良いだろう。途中の小ピーク牛伏山(B地点)まではザックを持たないスニーカーの散策客が大勢歩いており、
ザックを背負い、登山靴であるく登山者は数えるしかいなかった。しかし美ヶ原高原美術館横を過ぎ、車道(ビーナ
スライン)を横切り、草原内の登山道に入ると誰一人いなくなった。草原につけられた道も踏み跡程度で、あまり利
用者がいないように思える。ほどなく草地に立つ一本の朽ちた道標を見た。ビーナスラインが開通するかなり以前
のものと思われる道標に、古き良き時代の哀愁を感じられずにはいられなかった。私の母が(昭和の始め頃)諏訪湖
畔(上諏訪駅)から霧ヶ峰まで歩いた時代のものかも知れない。そんな私もオールドアルピニストの仲間に片足が入
りかけている2009年夏の終わりの一日だった。
イラスト登山コースマップ
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