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再三訪れたいミステリアスな里山 東尾根・座禅窟コース

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信玄柏ノ岩から杏の紅葉がきれいな岩沢集落を展望
稜線鞍部分岐〜山頂までのコースガイド写真 奇妙山西尾根鞍部合流地 10:50出発
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1.赤い木の実を見ながら尾根道を歩く
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2.750m小ピークから鞍部に下る
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3.最低鞍部から岩塊地の登り返し
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4.設置トラロープ地が終ると山頂直下
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紅葉最盛期だった静かな山頂 11:25-11:35(信玄柏ノ岩で休憩)
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山頂で熟れていたヤマナシ
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万葉時代の味がした(落ち果実)
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ミステリーの始まり、人的石積み跡
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ライトで照らした穴の中は…
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ミステリーその二、座禅窟だったかも
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稲穂を持った石仏が一体あった

■所要時間:往路35分/復路55分
奇妙山西尾根分岐→(35分)→尼巌山山頂→(40分)→座禅窟→(15分)→岩沢下山口

単独で訪れたとき何か魅きつけるものを感じ、いつかまた来ようと思った山だが、チャンスは二週間と経たないう
ちにやってきた。今回は二人の同行者、おかげでその"魅きつけるもの"を見つけることが出来た。永遠のテーマの
一つでもある"未知との遭遇…"は、ただ我武者羅に山頂だけを目指して歩く登山者には理解出来ないと思うが、太
古の時代から山を守り、見つめてきた先人達に恩恵をこうむるためにも、山をもっと知らなければいけない。もち
ろん賑わう名山やアルプス系にも歴史はあるが、未知との遭遇の確率は里山と言われる低山のほうが勝っている。
標高700mそこそこの尼巌山(あまかざりやま)、五回目にして摩訶不思議なものを目にした。山頂東中腹にあっ
た石積窟、同行のI江氏が発見したのだが、明らかに人的によるものだった。ライトで内部を照らすと、壁面も整
然と石が貼り巡らされており、棲んでいた気配を感じる。尼巌山西山麓には大室古墳群があるが、これは素人判断
で考えても古墳の造りではない。ではいったい何なのか?謎は深まる。
イラスト登山コースマップ
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