★チアリーディングの歴史

チアリーディングクラブの最初は1870年代にプリンストン大学で設立されましたが、当初は男性が中心であり、プリンストン大学のフットボールの試合で応援をリードするために6人がサイドラインに集められました。1884年には、ミネソタ大学に1898年にはジャンプをともなった応援が始まったとされています。 

1900年代になると、メガホンを使用した応援が始まり、1920年代には鳴り物を使用した応援がフットボールではポピュラーなものになりました。 

1920年代にはいると、女性がチアリーダーの中心となってきました。このころミネソタ大学では本格的なスタンツのチームが結成され、人々を楽しませることとなりました。1940年代男性が戦場へ行っていることにより、更に多くの女性がチアリーダーとして活躍することとなりました。戦争が集結する頃、新たな技にひねりや回転が加わりました。このころ、現在のチアリーディングの基礎が確立され始めていました。 

1948年、サム・ヒューストン大学において始めてのキャンプが実施され、最初のチアリーディング組織NCAが設立されました。 

1950年代には、現在のチアリーディングの多くの技が開発され、ボルチィモアでは最初の専門のチアリーダーが組織され活動を始めました。 

1970年代にはいると、フットボール、バスケットボール、レスリングなど多くのスポーツ競技大会においてチアリーダーたちは活躍し、学校の応援を引き受けるようになりました。1976年にはダラスカーボーイ・チアリーダーがスーパーボールにおいてチアダンスのさらなる発展の形をみせ人々を楽しませました。 

1980年代にはいると、チアリーディングが一種の競技として認識され始め、普遍的なルールの確立が行われました。安全に対しての重要性が認識され、多くの場合、高度なピラミッドなどは排除されるようになりました。 

現在では、各国において多くの団体が、組織されチアリーディングをスポーツの一種として確立し、同時にチアスピリット育成のため、多くの方々がチアリーディングの振興のためにがんばっています。

(阿部)

注)諸説がありますが一般的なものを記載します。御意見ございましたら御連絡ください。