★リバティのヒント
★リバティは、演技の幅を持たせるには非常に有効な技ですが、同時にスタンツチームのそれぞれの役割を理解していなければ、不安定で、危険な技の一つです。下記にこの技のポイントを紹介します。しかし、ここに記載されていることが全てではありませんので、練習する場合は、コーチの下、安全対策に注意して実施しましょう。

2. フライヤーの足はまっすぐであり、腰のシメを大切にして、ほんのわずかですが、斜め後方に重心をかける感覚でおなかを締めます。

4. 伸ばしている足先は、逆三角形の先端であり、しっかりとロックされていなければいけません。また、足の裏にしっかりとベースの手の感覚を感じましょう。

7. べースはフライヤーの足をしっかりとホールドしますが、その時、決して傾けてはいけません、フライヤーを注視して、しっかりと足を固めてあげましょう。

同時に、腕はしっかりとロックするよう心がけましょう。

そして、第一ベースのグリップは第二ベースの手のためのスペースをフライヤーの足の中央を押さえるために、開けなければいけません。しっかりとしたベースはフライヤーの足の裏をカバーする3本の手によって作られます。

8. 後方のベースの役割は、スタンツの安定性と安全性の確保です。

後方のベースは、スタンツ全体を見渡せるという点においては、スタンツチームのリーダーであると、考えてください。

10. 両方のサイドベースの体は平行であり、また、フライヤーの足のホール位置が、前方や後方にずれていてはいけません。

12. ベースは、フライヤーの体重を受け、それを支えるといった大きな役割がありますので、体のシメをしっかりおこない、充分、伝わるように心がけましょう。

2

4

7

8

10

12

 

1
3
5
6
9
11

1. フライヤー(トップ)は、前にある静止物を注視し、バランスが安定するよう心がけましょう。決して、下をむいてはいけません!下を向くことは、バランスが崩れるだけではなく、見た目の美しさも損なわれますので、注意しましょう。

 

3. フライヤーの曲げている足は、膝を前方に伸ばす感覚であげ、足先はポイントにします。そしてその足は、伸ばしている足につけるようにしましょう。

 

 

5. 重心のコントロールは、ベースが行いますので、フライヤーは決して、自分でバランスをとろうとしてはいけません。とにかくしっかりと、ロックを行いましょう。

6. フライヤーに直接、ベースの力感覚を伝えるようにしましょう。包み込んで押し上げる感覚が必要です。

9. スタンツ実施中は、ベースは常にフライヤーを注視して、安全性の確保を心がけてください。

 

11. ベースには、重さのサポートとフライヤーのバランスを助けるといった、二つの責任があります。

(注意!)実際の経験が第一です。ここに書いてあることは、絶対ではありません。参考としてお読みください。(阿部)